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【2026年版】Power Automateでメールを複合キーワードでトリガーする方法

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目次

件名フィルターではできない。

トリガー側で絞り込むべき理由と、注意点

Microsoftは「可能な限りトリガー側でプロパティをチェックすること」を公式に推奨しています。条件アクションで弾く作りにすると、条件に合わなかったメールでもフローの実行回数を消費するためです。

  • 宛先とCCの両方を指定すると、OR ではなく AND になります。どちらか片方だけを指定してください。
  • 「添付ファイルを含める」をはいにすると、全添付のダウンロード待ちでタイムアウトすることがあります。いいえにして、別途「添付ファイルの取得(V2)」を使うのが公式の推奨です。
  • トリガーは指定したフォルダーしか監視しません。受信トレイのルールでサブフォルダーへ振り分けている場合は注意してください。
  • 「新しいメールが届いたとき (webhook)」は非推奨です。(V3) を使ってください。

Power Automate にて、Outlook 365コネクタの「新しいメールが届いたとき」のトリガーを使うときに、複数キーワードによるAND検索やOR検索でトリガーする方法について解説します。

通常、件名フィルターの設定項目のところでは、複数キーワードを条件として記述することができません。このときに使えるのが「トリガー条件」です。

ダメな例

まず、上図のように件名フィルタのところに、複数キーワードをスペースで指定してみました。「週報」あるいは「日報」いづれかのキーワードが含まれる場合にトリガーしてくれることを望んだのですが機能しませんでした。


トリガー条件の設定方法

新しいデザイナーでのトリガー条件の設定場所

新しいデザイナーでは、トリガーのカードを選択して左ペインの[設定]タブを開き、[トリガー条件]の[+追加]から入力します。従来の「…」メニュー経由ではありません。

条件は必ず「@」から始めます。複数追加した場合はすべてANDとして扱われます。ORにしたい場合は @or(条件1, 条件2, 条件3) のように1つの式にまとめてください。

じょじお

まず、「メールタイトルに「週報」か「日報」というキーワードが含まれていたら」という条件を例に作成していきますね。

STEP
「新しいメールが届いたとき」トリガーのメニューを開きます。
STEP
設定をクリックします。
STEP
トリガー条件を追加します。

トリガー条件セクションにある「+追加」をクリックします。

STEP
トリガー条件を記入します。
じょじお

詳細は次項で解説しますが、ワークフロー定義言語の関数を使って下記のように指定します。

▼メールタイトルが「週報」あるいは「日報」にマッチ
@or(contains(triggerBody()?['Subject'], '週報'),contains(triggerBody()?['Subject'], '日報'))
STEP
完了ボタンをクリックして保存します。

▲トリガー条件を入力したら完了をクリックします。

▲トリガー条件を設定するときは、件名フィルター欄は空欄で問題ありません。

STEP
設定完了

以上でトリガーアクションの設定が完了しました。フローにその他アクションを追加してフローが完成したらテストしてみましょう。

ワークフロー定義言語の関数 使用例

じょじお

トリガー条件に利用した関数はAzure Logic Appsのワークフロー定義言語と呼ばれる言語で使われる関数です。Power Automateでも利用することができます。下記のように使います。

メールタイトルに「週報」が含まれていたらマッチ
@contains(triggerBody()?['Subject'], '週報')
メールタイトルが「週報」に完全一致したらマッチ
@equals(triggerBody()?['Subject'], '週報')
▼メールタイトルが「週報」あるいは「日報」のいづれかにマッチ
@or(contains(triggerBody()?['Subject'], '週報'),contains(triggerBody()?['Subject'], '日報'))
▼メールタイトルが「日報」と「日次報告」の両方ともにマッチ
@and(contains(triggerBody()?['Subject'], '日報'),contains(triggerBody()?['Subject'], '日次報告'))

その他の関数、詳細は公式ドキュメントをご確認ください。

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