デスクワークを超絶快適にするおすすめギアたち

【2021年版】Power Automateとは!

【当サイトはプロモーションを含んでいます】

じょじお

この記事ではPower Automateの概要について解説します。

この記事でわかること

  • Microsoftのローコード業務自動化ツール「Power Automate」の概要がわかる。
  • Power AutomateとPower Automate for Desktopの違いがわかる。
目次

Power Automateとは?(旧:Microsoft Flow)

ワークフローの自動化を行うサービスです。

じょじお

Power Automateを使えば誰でも簡単に業務フローの自動化ができます。

Microsoftが提供するローコードのワークフローを自動化するサービスです。さまざまなWebアプリケーションを接続して仕事を自動化・効率化できます。

昔はMicrosoft Flowという名前のサービスの強化にあわせてPower Automateに名称が変わりました。

ワークフローとは?

ワークフローとは、一言で言ってしまうと「業務について一連のやりとりの流れ」のことです。例えば「経費精算」というワークフローを例にしますと下記のような手順があるとします。

例:経費申請のワークフロー

  1. 申請者:規定の経費申請書類に品目と金額を記入して上司に提出する
  2. 上司:問題がないか内容を確認し承認・否認を行い、承認の場合は承認印を押して総務に提出する
  3. 総務:書類を受け取り経費処理して申請者へ連絡する。
  4. 申請者:総務から連絡を受け取る

この各ステップで行われる作業、申請者の処理作成・上司への承認申請などを一貫して自動化できるのがPower Automateです。

Power Automate for DesktopとPower Automateの違いは?

じょじお

Power AutomateとPower Automate for Desktop(旧Power Automate Desktop)名前は似ていますが、明確に役割が分かれています。

Power Automate for DesktopはPower Automateの機能の一つです。

Power Automateが「ワークフローの自動化」を担当しているのに対し、Power Automate for Desktop(PAD)は「パソコン作業(デスクトップフロー)の自動化」を担当しています。 PADはできることがパソコン作業に限定されますのでPADだけで複数の人や複数のサービスをまたぐ処理を作成することはできません。

Power Automateの中でPADのフローに接続してデータのやりとりを行うことは可能です。

Power Automate Power Automate for Desktop
役割ワークフローの自動化Windows PCの自動化
RPA
料金有料(Microsoft365契約ユーザは機能制限版を使用できる)無料
Power AutomateとPower Automate for Desktopの比較

Power Platformのサービス群のひとつです。

Power AutomateはPower Platformと呼ばれるMicrosoftのサービス群に含まれます。Power Platformは、4つのサービスの総称です。Power Platformの概要については下記の記事で解説していますのでよろしかったらご参考になさってください。

Power Automateの特徴は?

ワークフローの自動化ができる!

Power Automateはワークフローの一連の流れを自動化することができます。

ローコードで自動化できる!

基本操作はマウス操作のみの直感的な操作で行います。ITのプロである必要はありません。誰でも少ない学習コストで気軽にフローを作成することができます。

テンプレートを使えば誰でも数分で自動化できる!

良く利用される自動化フローはテンプレートが用意されています。テンプレートをベースに自動化フローを作成すればさらにフロー作成を時短できます。

Power Automateは無料ですか?

ぽこがみさま

Power Automateは有償サービスです。

じょじお

ですが、Microsoft 365をご契約中なら機能制限版を無償(※)で使えます。

ぽこがみさま

使えるのに全く使っていない企業さんも多くいらっしゃる印象を受けます。簡単に自動化できるので使ってみてください!

(※)下記のような企業向け/学校向けのOffice365を契約しているのでしたら無料でPower Automateを利用できる場合がありますPower Automate for Microsoft 365)。

Power Automate for Microsoft365 がサービスに含まれるMicrosoft 365プラン
  • 学校向け(エデュケーション版)
    • Office 365 A1
    • Office 365 A3
    • Office 365 A5

  • 企業向け
    • Microsoft 365 Business Basic
    • Microsoft 365 Business Standard
    • Microsoft 365 Apps for Enterprise
    • Microsoft E1
    • Microsoft E3
    • Microsoft E5

Microsoftのライセンスは多岐にわたりますしプラン内容や名称が変更になる可能性もあります。このため当サイトの情報は参考までに留めていただき、実際のライセンス情報については、組織のシステム担当者かMicrosoftの営業担当に確認するようお願いします。

Power Automateのライセンスと価格

じょじお

Power Automateのライセンスは複数あり、できることが違います。

上で紹介したPower Automate for Office365は、Microsoft 365サービスの自動化に限定されたものでプレミアムコネクタが使えません。プレミアムコネクタを使うには、Power Automate per user plan(ユーザ―毎のプラン)を別途契約する必要があります。

加えてRPA機能を使うには、Power Automate per user plan with attended RPA(アテンド型RPAのユーザー毎のプラン)のライセンスが必要になります。

Power Automate for Office365 Power Automate ユーザー毎のプラン Power Automate アテンド型RPAのユーザー毎のプラン
役割クラウド・Webサービスの自動化デスクトップPCの自動化
RPA
Microsoft365のスタンダードコネクタ
(Teams、Excel、Sharepoint Online、Outlook 、Microsoft Formsなど)
Microsoft以外のクラウドサービスのスタンダードコネクタ
(Twitter、Youtube、Gmail、lack、Trello、Toodledo等)
プレミアムコネクタ
(HTTP、Azure、Oracle、MySQL等)
×
Microsoft Dataverse(旧Common Data Service)の利用可否
×

このページの価格情報はご参考程度にご覧ください。実際の最新の価格情報は必ず下記のMicrosoftのページや営業担当さんにご確認いただくようお願い致します。

Microsoft – Power Automate 価格
https://powerautomate.microsoft.com/ja-jp/pricing/

Microsoft – Power Apps と Power Automate のライセンスに関するよくあるご質問
https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-platform/admin/powerapps-flow-licensing-faq

Power Automateフリートライアル版は誰でも利用できます。

じょじお

Power Automateは無料でお試し利用が可能です。

企業向け・学校向けMicrosoft365ライセンスがある方は、Power Automateを無料で一定期間試すことができます。

企業向け・学校向けMicrosoft365ライセンスが無い場合でも、個人向けのフリートライアル版Power Automateを利用可能です。こちらから利用登録をしてください。(個人向けフリートライアル版はできることが限定されています。)

Power Automateフロー作成の前に。

ワークフローの可視化が重要です。

Power Automateとはワークフローの自動化サービスです。このためフローを作成する前には、自動化対象とするワークフローにどのような登場人物がいて、各ステップでどのようなアウトプットが必要なのかを理解することが非常に重要です。この作業のことをワークフローの可視化ということが多いです。

ワークフローを可視化することで、そもそも不要な工程を挟んでいることがわかったり、より効率的な手順が見つかったり、新しい発見があることも多くあります。いきなりPower Automateでフローを作り始めるのではなく、まずはワークフローの可視化から取り組みましょう!

Power Automate学習教材

Power AutomateをKindleで学びたい方はコチラ

▲Kindleと紙媒体両方提供されています。デスクトップフロー、クラウドフロー両方の解説がある書籍です。解説の割合としてはデスクトップフロー7割・クラウドフロー3割程度の比率となっています。両者の概要をざっくり理解するのにオススメです。

Power Automate for Desktopの基本をしっかり学習するのにオススメです。この本の一番のメリットはデモWebシステム・デモ業務アプリを実際に使ってハンズオン形式で学習できる点です。本と同じシステム・アプリを使って学習できるので、本と自分の環境の違いによる「よく分からないエラー」で無駄に躓いて挫折してしまう可能性が低いです。この点でPower Automate for desktopの一冊目のテキストとしてオススメします。著者は日本屈指のRPAエンジニア集団である『ロボ研』さんです。

Power Automate クラウドフローの入門書です。初心者の方には図解も多く一番わかりやすいかと個人的に思っています。

Microsoft 365/ Power Automate / Power Platform / Google Apps Script…

Power Automateを動画で学びたい方はコチラ

▲Udemyで数少ないPower Automateクラウドフローを主題にした講座です。セール時は90%OFF(1200円~2000円弱)の価格になります頻繁にセールを実施しているので絶対にセール時に購入してくださいね。満足がいかなければ返金保証制度がありますので安心してご購入いただけます。

Power Automateでできること(レシピ)

じょじお

当サイトではPower Automateのレシピやテクニックを紹介しています。よろしければご覧ください。(現在整理中のため、順番的に読みづらくてすみません。)

お役に立てたらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次